スマヤさんの台所

レバノンの代表的なサラダです。親戚や友人が集まるパーティーなどで、刻んだり混ぜたりする作業を大勢で楽しみます。日本では脇役が多いパセリですが、たまには主役で使ってみてはいかがでしょうか。パセリが苦手な方でも美味しくいただけます。オリーブオイルとレモン果汁をたっぷりと混ぜて、ご賞味ください。

＜材料＞
Ａ：パセリ（大1束）、ミント（パセリの半分）、トマト（大1個半）、タマネギ（小半分）
Ｂ：キビ粉（カップ1）
レモン果汁（2個分）、オリーブオイル（カップ1&1/2）、塩（適量）、クミン（適量）
サンチェ（適量／飾り用）

＜下準備＞
Ａをすべてみじん切りにする。
レモンを絞る。

＜作り方＞
１．Ｂの上にみじん切りのトマトを載せ、しばらく置く。
２．Ｂがトマトの水分でふやけたら、タマネギを入れ、塩とクミンで下味をつける。
３．残りの野菜をすべて入れ、混ぜ合わせる。
４．レモン、オリーブオイル、塩を入れ、味を調える。
５．サンチェと一緒に盛け、できあがり。

＜ポイント＞
味がよく馴染むよう、各段階で、手を使って優しく混ぜ合わせると美味しくなります。
オリーブオイルの量が多く心配になるかもしれませんが、ドバっと入れてください。

＜食べ方＞
サンチェやサニーレタスと一緒に盛り付け、巻いて食べます。
パンやお肉と一緒に食べてもおいしいです。

＊パセリ
現地ではイタリアンパセリを使います。
ミントが手に入らない場合は、パセリだけでも大丈夫です。

＊キビ粉（挽き割り小麦、ブルグル）
　ふすまがついたままの小麦を挽き割りにして、蒸して乾燥させた粉です。
　もともとはアラブの食文化ですが、移民とともにブラジルに渡り、ブラジルでも
　よく使われます。日本ではエスニック食材店で購入できます。